風のエレメントと精神の時代

ヘリオセントリック(コペルニクスの太陽中心説)の経度でみると、土星、木星の間隔の平均値は、約20年(19.859年)で、次回は2019年~2020年、磨羯宮の29°~宝瓶宮の0°で生じます。
2つ以上の天体が、同じ宮・サインで会合する歳差運動を、アストロロジー・占星術ではシノディックサイクル(天体の軌道と周期)といい、天体・惑星同士の合体・受精である、と説いています。
約20年ごとに会合を繰り返す木星土星のサイクルは、人類に深く関与していて、人類の集合意識や環境に強い変化を与えます。
たとえば、1802年~2020年までは地のエレメント・元素(火、地、風、水)、2020年以降の約200年間は風のエレメントで会合します。これはグレート・ミューテーション「偉大なる合体」と呼ばれる、未来の人間像に重要な意味を含んでいるイベントです。
いずれにしても、占星術における歳差運動は、新生時代の到来を告げる宇宙衝動の一環に組み込まれた、地球の業・カルマです。今後の地球生命、および人類の意識(心魂)にとって重要な鍵を握っているといっても過言ではありません。
昔から、神話にみる理想郷を目指して国家を建設、歴史な意義を見出すという試みはたくさんありましたが、そのほとんどは崩壊衰退の道をたどっています。
利益追求のための自由市場・資本は、本来、国民が一定の道徳観念の下でのみ成立するシステムです。でも、人間の自我が未熟なうちは、自由がもたらす真の恵沢(うるおい)は望めません。