ノードの由来

ノースノードとサウスノード、ルルとリリスのコンビは、正負両極をもつ蛇の力です。ある意味においては同格です。ただ、筆者としては、前者は正負の習慣、後者は本能(正負の創造力)、つまりルナー・ノードは前世の魂の記憶、ルルとリリスは太古の記憶と、分類して扱っています。
人間の運命には、その人自身の体質、個性から来る部分、たとえば家庭環境、教育、また本人の努力によって変えられる部分と、それ以外のどうにもならない部分があります。そのどうにもならない部分には、ある種の力が働いています。
人間の精神に宿る魂は、未来の運命を定める善悪の行為を知っています。
「この世で起こる一切の現象は義務・カルマとして受け継ぐ運命にある」ヴェーダ(ヒンデューの科学)
ヒンデューでは天体の竜が、過去世の魂(占星術上の太陽や月)を呑み込んで姿を消した前世の魂が、再び今生に吹き込まれて蘇生されると説いています。南の竜尾ラウは、過去の痕跡・結果を今生の第一原因として、北竜頭ケトゥに渡します。

占星術とルナー・ノード

「ルナー・ノード」は、直訳すると「太陽と月の軌道の交点」という意味です。前項でお話したように、人が誕生したときに受け取る過去の感情記憶(過去世の太陽・魂)を相続した結び目です。 人体に生命の電流が流れると、各人の深層意識に取り込まれたいろいろな思い出が、走馬灯回転します。つまり影絵が回ってみえる(灯篭のごとく去来する)現象です。無意識のうちにあらわれる癖や習慣の根源は、人体を囲む種種の信号を記録する磁性体にあります。「霊感の閃き」とか「直感」は、光の照り返しによって過去のデータ・記憶が突然動作するトランス・サタニアンの働きです。 ノードは、恒星でも惑星でもありませんが、生死を永遠に繰り返す記憶の連鎖「輪廻」に節目を刻む意義の大きい存在であることは確かです。
「ルナー・ノード」の位置や宮(サイン)から、その人の癖や習慣がみえてきますが、個々の性格や人格を知るうえで、出生図の太陽、月、惑星の位置を正確に解読する必要があります。潜在意識の顕在化、つまり自我意識に目覚めるヒントを与えてくれます。ちなみに日本の思想にも深い影響を与えた古代中国の陰陽道では、七曜星に羅ご(ラゴ)と計都(ケイト)の交点を加えた九曜星があります。
仏教特有の教えでは七度生まれ変わる(あるいは七代にわたって祟る)といいます。
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